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  • 執筆者の写真勝 高田

この夏のお客さま

この夏はたくさんお客様にご来湖頂き、誠にありがとうございます!



夏の時期は八ッ場ダムは洪水警戒期のため八ッ場あがつま湖の水位を下げています。

水位は標高で表していて、夏場はだいたい554mくらいです。 水位554mとは、標高554mのところに湖水面があるという事です。

パドル屋があるのは八ッ場林ふるさと公園です。 八ッ場林ふるさと公園はだいたい標高585mくらいに位置するので、水面まで垂直だと30mくらい下がります。

よって、歩く距離はくねくねと400mを超えます。


暑い夏にこれがなかなかハッスル!



帰りは締めにこの登り坂が待ってます、覚悟してください!、なんてガイドが笑をとっている頃です。


あと少しで湖面に到着です!









無事、湖面に到着、

この時期、まずは水分補給です!(笑)


坂下って熱中症とか避けたいですねー。




到着して漕ぎだす準備をはじめます!




まずはライフジャケットの着用確認から。

パドル屋では肩紐に手を当てて持ち上げ、緩みを確認しています。



もし沈したら、この肩紐を持って引きずり上げることが多々あります。

そのときにスポッと抜けたら一大事ですので。


ライフジャケットの次に漕ぎ方です。

腕で漕がないように体を大きく使いましょう!



最後に、コックピット内の姿勢を確認、全部済んだら出艇です!









まずはゆっくりと漕ぎ出していただきます。

パドルで水がキャッチできると結構重いんです。

その重さを感じながらパドルでキャッチした水を後に運ぶとカヤックはゆっくりと前進します。




この日のコンディションは最高です!

風がほとんどなく水面が鏡のよう、とっても気持ちがいいです。









パドルが水を運ぶ音だけでカヤックが前進。








また言います、

最高です!









こういうコンディションの時に、

こんな、にゅいーんとした水面に出会えます!








湖面ツアーで出会えるものの一つが水陸両用バス(ダックさん)です。


湖面へのスプラッシュシーンを水面からみられるのは湖面ツアーだけです。

ざぶーんっの瞬間は水しぶきでバスが見えなくなります!





ダックさんのお客様に手を振りましょう!

振り返してくださるとちょっと嬉しいです♪








中央に見えるのは不動の滝です。

この時期は、近くに寄ることができないので、この日のように遠目に楽しみます。








この日は、湖の駅丸岩方面へ漕ぎ出し、旧吾妻線の水没トンネルを見に行きました。







出艇した場所に戻りツアーは終了です。

降りる時もできるだけ濡れないようにお降り頂いています。











この日の午後のお客様はカヌー。

愛犬連れのお客様でした。






少しだけ風が出てきてちょっと面が乱れてきましたが、晴れ間は変わらず。


いいお天気です。







愛犬用のライフジャケットはお持ち込みでお願いします。


この日のリトルくんも最初はソワソワしていましたが途中からは慣れてゆったりしてました。



この日は森へ、

水位の低い夏の時期は両サイドの壁面が高く迫力があります。


水位の高い時期ほど奥へは進めませんが、この狭い空間を皆さん喜んでくださいます。



もともと、川原湯温泉には川原湯岩脈と呼ばれる、地層の割れ目にマグマが噴出し固まった国の天然記念物に指定された「昇龍岩」「臥龍岩」がありました。

これは残念ながら八ッ場ダム営業開始とともに八ッ場あがつま湖に沈んでしまいました。



しかし、この岩脈系が他所でも見られ、森の入り口と森に入ったところに見られる岩脈もとても興味深いです。

水位の低い夏の時期はこの岩脈が見られるので、ぜひガイドに聞いてください。



森から出たら湖面カフェタイム。


カヌーの上でゆったりのお茶の時間を楽しんで頂きました。


皆さん、とっても喜んでくださいます。

いかがですか?

湖面カフェ。



お茶も終えたので出艇口へ戻りましょう。


湖面が少しだけザワついてきましたが特に漕ぎに支障がない範囲です。






上陸したあとは、さぁ最後のアトラクション「登り」。

皆さん、頑張って登りましょう。


この登りも楽しかった湖面の話をしながらでしたらあっという間。




湖面ツアーは、だいたいこんな流れで展開しております。


ぜひ、皆さまも私たちガイドと一緒に「八ッ場あがつま湖へ漕ぎだそう!」



ブログにご登場頂いた2組のお客様、ご来湖ありがとうございました!

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